初めての neko


私はn i c o と出会う前に実家でも猫を飼ってました。

そのコは〜 m i m i ( ミ ミ )〜と言いました。

もともと猫より犬派だった私とm i m i の出会いは近所のおばさんが抱っこしてる時でした。

それも近所の家の軒下で産まれ、出て来た所をその家が飼ってたポメラニアンに捕まったそうです。

そのポメは私がよく自分家では犬が飼えなかったのでおばさんのかわりにお散歩させてもらったりしてたんです。

飼い主がいなくて困ってる話を聞いたのと、初めて小さい猫を抱かせてもらった感動が重なって飼いたくなっちゃったんです。

もちろんN Gとはじめは言われたけど何度も説得しました。

「今日だけだぞ」

と言う言葉をもらい、やっとうちのコになったんです♪

もちろんうちの母も嫌いじゃないのでそのままずっと飼う事になりました(笑)

生き物はイロイロ飼った事はあっても捕まえてきたりしたもの位だったので、ペットとしては本当に初めてのコです。

たまたま近所の人が猫を飼ってたのでイロイロ教えてもらいました。



家に来てすぐの頃。
トイレもすぐ覚えたおりこうさんでした。
このおきあがりこぼし・・・時代を感じるなぁ〜。

名前の由来は猫の缶詰「m i m y 」からだったけど、
本当の綴りで読むと「ミミィ」だった事にずいぶん後で気付いたの。


私が小学生だったのもあって小さい頃の写真は少ないっっ。


1年過ぎた頃のm i m i

もともと野良だったせいもあってあまり人懐っこくなかったの。
抱かれるのも好きじゃないようですぐ逃げちゃうし。
そしてエサ係りの母が1番慣れてました。


ははは・・・迷惑そう。


ジャンプした瞬間!!  お見事♪


リードを付けて近所のお散歩行くよぉー♪


うふふっっ、あたしを捕まえれるかしら?


もう脱走しにゃいからおうちに入れてくだしゃい〜


この頃は男のコにモテモテでした。
こんな顔して男のコみたいな図太い声でフェロモン出してちょっと怖いっっ。


今日はいっぱい走り回ったから疲れたにゃ〜。
ダッシュするとさすがにオレンジでも追いつかない位なの。


m i m i 10歳になった頃。
病気しらずで何でも食べます。
食べかけのベビースターを手で出して食べてたりもしました。
ラーメン・味付け海苔なんかも好き♪


これ・・・私がお嫁に行く前に撮った最後の写真です。
何となくお別れが気付いてるのかあまり寄ってきてくれなかったなぁ〜。


それからm i m i は母がお世話をしてくれました。
11歳の時に避妊手術をしてなかったのもあって
子宮がんになってしまい手術をしたそうです。
もう少し遅かったら破裂してた、と言われたみたいで驚きでした。

その後もまた再発してしまったけどすでに12歳。
何度も手術すると体に負担が大きすぎると言われたので手術は辞めました。
私もなかなか実家に帰れなかったけど、これが1番最後に撮った写真。
もともと野良の性格の強かったm i m i だったけど、久しぶりに会ったせいか
あまり逃げませんでした。
何故かとてもm i m i が小さく感じました。

そして1995年12月30日
夜、母が寝ようとしてたらのそのそとm i m i が歩き出し
隣りの部屋へ続くふすまの3歩手前で力尽きて倒れてしまったそうです。
猫は飼い主に最後の姿を見せたがらないって言うし
きっと最後はひっそりと、と思ったのかも知れません。
そのまま苦しむ事無く息をひきとりました。

夜中にその知らせの電話があり、2人で大泣きしました。
自分が子供だった事もあり、しっかりと世話してなかったかも知れないけど
初めてのペットとして迎えたm i m i は私の中で今でもとても大きな存在です。