n i c o は家ネコです。
出すつもりは全くないんだけど扉がしっかりしまってなかったり
ちょっとのスキをねつらって脱走しちゃいます。
特に夜、よく脱走しちゃうので暗くて探すのにとても苦労します。
n i c o もしかられるの分かってるから隠れてしまい
朝まで帰って来ない日もありました。
もちろん私達はいじめたくてしかるのではなく
近所で飼われてるコが車に引かれて命を落としてるから
心配してなんだけどね・・・。
でも、事件は起こってしまったんです。
2001年5月14日
今までも脱走してたけど今回は車通りの激しいお昼に脱走!!
いないのに気付き、慌てて洋梨くんと
近所中探し回りました。
すると細道の隙間からn i c o が他のネコを追いかけてるのを発見!!
「危ないっっ!!!」
と思った瞬間車が通り、姿が見えなくなったと同時に
n i c o の白い毛が飛び散りました。
頭の中は真っ白。
道を渡ると追いかけられてたネコは遠くに逃げていったけど
n i c o は倒れてて口を開けたまま息も荒く、ただ事でない状態。
私が抱え、洋梨くんの運転で近くの動物病院へ・・・。
とりあえず応急処置をしてもらいましたが、
「覚悟はしといて下さい」と・・・。
その後の説明もその病院は
「命が助かっても一生動けないかも知れません」
「下半身が動かない場合はトイレも出来ないのでそういった世話は出来ますか」
e t c ・・・
取りあえずその日は預かってもらう事にしましたが、なんとなく嫌な気分の夜でした。
飼い主なんだから何があっても一生お世話する覚悟はあって当たり前なのに・・・。
そういう事を聞きたい訳じゃないのに・・・。
洋梨くんとも相談し、次の日「うちで見守る」と表面上は話して
少し遠いけど違う動物病院へ連れて行く事にしました。
説明を聞くと左の腰骨付近が車のタイヤにぶつかり腰骨と左足が複雑骨折してるそうで
手術しても助かるか分からない状態。
命だけでも、と願いながら手術が始まりました。
先生も大変だったらしいけど無事に手術も成功。
しばらくは病院に入院することになりました。 |
|